スイスフランの為替相場は? スイスフラン(CHF)FX・スワップ金利とトレードで稼ぐ為替投資

スイスフランの為替相場

為替相場を占うことは難しいですが、少し先の予想ならできます。

同時世界株安やサブプライム問題が発生したときなどおきた2007年。

スイスフランが静かに上昇していました。

世界的に信用の厚いスイスフランへ通貨がやって来る為替相場となっていたからです。

情勢悪化になると、資産を増やすのではなく、守りの体勢に入ります。

そんな為替相場のときはスイスフランは、大事な居城となりスイスフラン上昇劇が始まります。

そして、為替相場が元に戻ると、静かにスイスフランも穏やかな波になっていきます。

ですから、為替相場を読むことにより、スイスフランの上昇を考えるというのも面白いかもしれません。

スイスフランとポンド

スイスフランポンドのFX組み合わせは、ポンド絡みということでポンド円同様に、ボラがあり人気の高い通貨ペアです。

低金利通貨フランということもあってスワップ派にも人気のようです。

FXの魅力のスワップですが、ポンドが絡むと高くなり、ポンド/スイスフランですと、1万通貨で1日約140円となります。

ちなみに低金利同士のスイスフラン/円は、1日約50円ですから、ポンド/スイスフランは約3倍のスワップということになります。

スイスフランはユーロ圏との連動性がありますから、ポンド/スイスフランは、対円の為替レートよりもにぎやかなチャートとなっていて、FXをする上でも楽しいです。

FXが楽しいということは同時にリスクも大きくなるということですから、リスク管理だけは怠りなく、です。

スイスフランの為替変動の特徴

ポンドの為替変動は、実に激しいものとなっています。一時間で1円なんて簡単に移動する為替動向ですが、対照的なのがスイスフラン為替変動です。

細かな為替変動のが特徴のスイスフランですから、大きく賭けて大きく儲けというのには不向きな通貨となっています。

スイスフラン為替変動からいくと、じっくりと待つ中長期的な攻め方がお似合いの通貨となっています。

FXにおいて、為替動向を知ることは大事なことですが、スイスフランの為替動向は比較的落ち着いて見ることができます。

しかし、避難通貨としてのスイスフランですから、急激な円高などが起きると、一斉にスイスフラン買いが起こり、上昇ということもありえます。

ですから、為替変動に関係ない投資の仕方で、スイスフランを持っているというのも良い投資方法でしょう。

スイスフラン価格の動向

スイスフランの通貨としてFXにおける特徴は、 ユーロの動きと価格が連動しやすい、金の価格と連動しやすいことです。

スイスフランは、スイス、ヨーロッパ大陸の通貨ですから、やはりアメリカやアジアよりもヨーロッパのユーロの動きと価格が連動しやすいようです。

『避難通貨』として有名なスイスフランですが、最近は世界的なマネーロンダリングの監視強化でスイスの金融機関の機密性が守られなくなってきており、スイスフランの地位も低下してきています。

その代わりとして最近では、ユーロが有事の際に買われることが多くなりました。

また、スイスフランは世界的なキャリートレードの低金利通貨ペアとして選ばれています。

他の高金利国とは金利差の絶対値が大きいことが原因です。

スイスフランは、金価格が上昇するときに買われる傾向が見られます。

世界でテロや戦争など有事になりそうな事件が起きたときは、避難通貨とともに、価値が低減しない金がよく買われるのです。

ちなみに、金取引の7割がスイスの金融機関を経由するということも、金価格とともに、スイスフランが買われる理由となりそうです。

スイスフランとドル為替の関係

ドル為替に対して円高、スイスフラン高になると、リスク回避との言葉が出てきます。

これは、比較的チャートが安定しているスイスフランなどは回避通貨としての地位があり、有事の際には、スイスフランが高くなる傾向にあります。

ドル為替は、世界的にも力のある通貨ですから、ここが崩れると、あちこちでキャリー組の巻き返しが始まり、リスクヘッジ通貨はがたがたと下落します。

為替のなかでは、ドルの動向が大きいということですが、普段はスイスフランはとても静かな動きとなっています。

また、スイスフランドル為替だけではなくユーロにも影響され、似たような動きをします。

ですから、スイスフラン為替を注視する場合、ユーロ、ドル両方の動向に注目です。

スイスフランを予想する

2008年のドル安は、サブプライム問題に端を発したことがきっかけでした。

それまでも次々と発表されるサブプライム問題の波紋に世界中が巻き込まれました。

そんなとき、むくむくと上昇するのがスイスフラン

有事の際に避難通貨としてスイスフランの存在がありますが、今回もスイスフラン上昇の予想をされていたでしょう。

安定した通貨としてのスイスフランは、積極的な買いではなく逃避してのものなので、いつまでも上昇は続くという予想はできません。

それは承知の上ですが、この問題が落ち着いた後は、再び静かなスイスフランに元通りと予想されます。

スイスフランのチャートの上昇予想にさまざまな指数発表がありますが、発表前の予想数値と実際の数値のギャップがサプライズとなる可能性もあります。

チャートレートの予想はなかなか難しいですが、スイスフランは有事の際には上昇、それは確かなようです。

為替グラフでスイスフランの変化を捕まえろ

FX投資に関しては、為替情報を得ることは大切なことです。

例えば、スイスフラン/円などの為替グラフを観測することによって、今後の見通しやポジションの見直しもできるというもの。

スワップポイント目的だけの投資だとしても、為替差益の可能性を判断するのも為替グラフが役に立ちます。

為替グラフの種類としては、保有の目的により、日足、週足などのグラフを使い分けることも的確に判断する材料となります。

比較的動きのないスイスフランのチャートですが、世界的な大きなニュースのときに、突然動き出すという特徴があるため、日ごろからの為替グラフのチェックは必要です。

短期投資ではなく、長期投資として威力を発揮するスイスフランFXのためにも為替グラフを有効に使うべきです。

現在、1スイスフラン約100円前後で推移しています。

突然、大きなニュースで、スイスフランが暴騰、というときは、世界が大変なことに…。

スイスフランの見通しは…

スイス国立銀行は政策金利であるスイスフランの3カ月物ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の目標レンジを2.25─3.25%に据え置きました。目標値は中央値の2.75%で変わらずです。

声明では「インフレ圧力は2007年12月以降高まっている。ただ、スイスフランの見通しの悪化を考慮し、金融政策を変更しない」とした上で、インフレやスイスフランの成長見通しは不透明性の影響を受けると指摘しました。

2008年のインフレ予想は、原油価格高を理由にこれまでの1.7%から2%に引き上げました。一方、2009年の中期予想は1.5%から1.4%に引き下げました。2010年の予想も1.4%となる見通しです。

2008年のスイスフランの成長見通しは従来の「2%近辺」から1.5―2.0%に引き下げました。信用収縮が世界経済に及ぼす影響の拡大が背景にあります。

有事のときのスイスフラン、金利の動向も気になりますが、アメリカ経済の減速もまたスイスフラン見通しに影響が出てきます。

スイスフラン相場を斬る

永世中立国として、地政学的リスクが高まった時には真っ先に資金の逃避先として選ばれる事が多く、スイスフラン相場はリスク回避通貨としての地位を確立しています。

スイスフラン相場変動要因として挙げられる主な経済指標は失業率・貿易収支・消費者物価指数・KOFスイス先行指数といったものが挙げられるところです。

1990年には110円台に乗せていたスイスフラン/円相場が、1993年6月には66円台をつけるまで下落しました。

そのころは、スイスのGDPがマイナスになるほどの不景気になったことで、スイスフランが売られました。

その後はスイスフラン相場が100円台に乗せ流転回でしたが、GDP成長率が低迷した2003年6月から同年11月までの期間以外は、堅調、もしくは底堅い値動きを続けました。

その中でも特に、2001年に米国で起きました9・11テロ、2003年のイラク戦争開始時、2006年の北朝鮮によるミサイル発射やイスラエル軍のレバノンを侵攻の際には、いずれも有事のスイスフラン相場が対円で活発になりました。

そして、2007年4月にはスイスフラン相場が99円台にまで上昇しました。その後も底堅く推移し、2008年3月時点で100円台に乗っています。

スイスフランの為替相場展望

スイスフラン為替相場は、2001年に起こった米同時多発テロ以降、有事のスイスフラン買いが進められ、急上昇しました。

しかし、ここ数年での世界的な経済不況、特に近隣諸国となるユーロ圏の低迷とりわけスイス経済に直接影響を与えるドイツ経済の低迷がスイス国内経済に対してかなりの打撃を与えており、スイスフラン為替相場の上値を重くする格好となっています。

ここ最近ではドイツ経済も回復基調となっている事からスイスフラン為替相場もやや戻り基調となっているところで今後の上昇期待感も市場で見られているところです。

但し現在の原油相場高騰によるスイス経済への打撃も大きい事から、急ピッチでのスイスフラン為替相場上昇は期待出来ないところです。

その為ここ暫くはスイスフラン為替相場は上下の引っ張り合いの動きが継続しそうなところです。